トップスピード勉強法の誕生から現在まで

この勉強法は、北海道札幌市でコンサルティング会社を経営している保谷和彦が開発しました。保谷は50歳の時に新日本速読研究所の川村フェローに師事し速読を習得しました。速読が子供の教育に活かせると感じ、学校教育のイノベーションを思い立ち、コンサルタント業の傍ら研究を重ね学習塾を開校しました。詳細は省きますが、その後15年以上に渡り驚くべき成果を上げてきました。
65歳を境に塾は縮小して、現在は引きこもりや特殊学級に通うような問題を抱えている子供を相手に、トップスピード勉強法を使って最低レベルの学力を普通以上のレベルに上げるボランティア活動を行っています。

その保谷の一番弟子で、この学習法を広める役割を担うのが湯原達也です。
学生時代の湯原は勉強が苦手で三流大卒でした。
しかし、あるきっかけで保谷に出会い師事すると、湯原は驚くべき才能を発揮しました。
わずか3週間で読書速度が分速30,000文字(普通の人の読書速度は分速500文字程度)に達しました。
その後保谷の下で様々な勉強法を体験し、現在では早慶大の過去問をパーフェクトにこなす学力を手にしています。
勉強が苦手だった彼だからこそ、どんな生徒でもトップクラスに導くことができる優秀なインストラクターに成長しました。湯原はこの数年間で50人以上の生徒の能力を高める実績を出しています。

トップスピード勉強法に魅せられて講師資格を取得したのがプロの英語講師として活躍していた落合浩一や記憶力日本選手権大会で6回優勝し世界記憶力選手権でグランドマスターの称号を手にし、現在は記憶法を普及するために一般社団法人記憶工学研究所の所長を務めている池田義弘です。
特に落合は講師資格を取得してから、この勉強法を自分の生徒に活かす方法を考えていました。そして、2021年に青沼英語塾の塾長に就任したことにより、この思いを実現する道が開けました。
このような経緯で開講に漕ぎつけたのが青沼英語塾トップスピード勉強法です。

青沼英語塾は輝かしい実績を積み重ねてきた大学入試英語の専門塾ですが、他教科の指導も行っており、その中核が「一冊100%主義」です。これは英語以外の教科は、志望校に最適な問題集を一冊完璧にする勉強法です。この一冊100%主義がトップスピード勉強法にマッチします。トップスピード勉強法では一冊の問題集を完璧にする方法が確立しています。
具体的にはトレーニングで得たスピードを駆使して教科書の7回読みを実践します。読むスピードが10倍になっているので、普通の人が1回読み終えるよりも先に7回読みが終了します。その後インターバル学習法で問題集を満点法で4回転すると、一冊の問題集がほぼ完ぺきになります。この状態で試験を受けると90点以下が取れなくなります。
生徒の科目ごとの得意不得意により費やす時間に差は出ますが、一定以上の能力に達していれば2週間で問題集一冊を100%にできます。苦手科目でも1カ月で克服できると言い切れます。以上がトップスピード勉強法の概要です。
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開発者 保谷和彦

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インストラクター 湯原達也